デフレとインフレの間で between deflation and inflation 2005 12 10

 最近、デフレを巡る議論がありますね。
私の感じていることは、全体的には、デフレの進行は止ったが、
依然として、デフレ状態にあるということです。
 しかし、反面、金余りのニュースや現象を数多く見るようになりました。
もしかすると、今は、「デフレ状態」と「金余り」が、
同時に存在しているかもしれません。
 このような状態においては、「舵取り」が、極めて難しいと思います。
政府も日銀も、やがて難局を迎えることになるでしょう。
 その時、誰が舵取りをして、どうやって危機を乗り切るのでしょうか。
おそらく心臓外科や脳外科のような「高度な技術」が必要になるかもしれません。
 失敗すれば、どうなるか。
心臓外科や脳外科の手術で失敗するのと同じような結果を招くでしょう。

世界経済 world economy 2005 12 6
 警戒すべきは、インフレなのか。
そもそも、資本主義は、インフレを前提に成り立っていると思います。
もちろん、ここでいうインフレとは、適度なインフレのことです。
 本当に警戒すべきは、
金余りの弊害(バブル)、景気沈滞下のインフレだと思います。
 もうひとつ気になるのは、国単位を超えた大規模な自然災害です。
こうした不測の事態が起きた時、金融当局は、どうするのか。



































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